地球温暖化とは

大気中の二酸化炭素(CO2)など、熱を吸収する性質がある「温室効果ガス」が、人間の経済活動などに伴って増加する一方、森林の破壊などによってCO2の吸収が減少することにより、地球全体の気温が上昇する現象のことです。異常気象や自然生態系、農業への影響などが心配されています。

温室効果とは

地球の大気を通過した太陽光線は、まず地表を暖めまする。そして、熱を吸収した地表から大気中に放射された赤外線は、大気中の二酸化炭素やメタンなどの気体に吸収され、地球を温室のように暖めています。このように、大気がまるで温室のビニールやガラスと同じような効果をもたらす現象のことを温室効果と呼びます。
この温室効果によって、現在の地球表面温度は平均15℃程度に保たれています。温室効果をもたらす気体(温室効果ガス)には、二酸化炭素、フロン、メタンなど50以上の種類があります。
近年、人間の生活や産業活動によって、これら温室効果ガスの排出が著しく増えたために、地球温暖化が進行していることが確認されており、国際社会をあげての取り組みが行われています。

地球温暖化の基礎知識

イギリスのクリス・トーマス教授が中心となって行われた地球温暖化に関する研究によりますと、温室効果ガスの排出量を大幅に削減しないと、地球上の4分の1の生物が絶滅すると言われています。
この研究の対象となったのは、南アフリカ、ブラジル、ヨーロッパ、オーストラリア、メキシコ、コスタリカに生息する植物、ほ乳類、鳥類、は虫類、両生類、昆虫類の1103種。もちろん地球温暖化に適応できる生物もいるけれど、急速な温度変化についていけない生物が絶滅の危機に立たされています。
さて、「温室効果ガス」という言葉が出てきましが、これはなんだか知っていますか?
これは二酸化炭素だけじゃなくて、メタン、亜酸化窒素などの大気中のガスのこと。そもそも、私たち生物が地球という天体で生きていけるのは、これらのガスが、太陽の熱で暖まった地表から放出される赤外線エネルギーを吸収することで、地球を暖かくしてくれるからなんです。ですから、これらのガスが元凶なのではなくて、実は生物の生存にとって必要不可欠なものなのです。
じゃあ、どうして地球温暖化を抑制するために、二酸化炭素を減らさなくちゃいけないのか? それは、人間の生産活動が活発になればなるほど、排出される二酸化炭素などの温室効果ガスが必要以上に増えてしまっているからです。
また、自然界には存在しない、六フッ化硫黄やフロンの代替物であるハイドロフルオロカーボンやパーフルオロカーボンなどの温室効果ガスがどんどん大気中に排出されてしまい、ますます地球が熱くなっています。これが地球温暖化現象といわれるものです。
地球温暖化にストップをかけることは、1103種の生物を助けるだけではなく、私たち人間の種の存続にも関わっていることを忘れてはいけません。

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